標高
148m
登山時間
約1時間(登山口~山頂)
登山口までのアクセス
渡船場(蓋井島漁港)から徒歩5分程度。
下関市の西方に浮かぶ 蓋井島(ふたおいじま)
山頂からは 島の南端にある乞月山(こいづきやま)蓋井島漁港が見下ろせ、関門海峡の北西に広がるひびき灘を一望できます。
金比羅山の山頂までは、傾斜が多少急であるため、頂上にたどり着いた後の絶景に心を癒されるでしょう。
山頂には金比羅さんが祀られており、年2回金比羅祭りが行われます。
ルートの一部は「やまどりの散歩道(全長約1500m)」と重なっています。
その名の通り野鳥のさえずりを聞きながら、散歩気分で歩くことができます。
登山道
金比羅さん鳥居までの道は概ねアスファルト舗装されており、歩きやすいです。
標識をたどれば道に迷うことは少ないです。
鳥居を過ぎた後の山頂までの上り道は、舗装はされていないものの、ブロックや石で作られた階段であり、比較的歩きやすいです。
注意点/アドバイス
●参道沿いには公衆トイレはありません。
漁港周辺と蓋井島八幡宮周辺に水洗トイレがあります。
●道中は、草が生い茂っている箇所があるため、長袖、長ズボンの服装が適当です。
周辺情報
●春秋には、海を渡る蝶として有名なアサギマダラを目にすることもできます。
●島内に民宿があり、島の新鮮な海の幸が味わえます。
●6年に1度の「山の神神事」、エミュー牧場などが知られています。
●釣りを楽しむことができ、ゆったりとした時の流れを満喫できます。
「しま山100選とは」
(公財)日本離島センター「しま山100選」に、蓋井島の金比羅山が選定されました。
【しま山100選】として、21都道県76市町村93島から100山を選定し、平成28年11月26日(土)「アイランダー2016」にて発表されました。
(公財)日本離島センターでは 海に囲まれた島の山々の個性や魅力にスポットをあて、全国の島々を対象に「しま山100選」を選定しました。「しま山」を通じて、訪れる人にも、島の人にも、島の魅力を再発見してもらい、交流の促進につなげていくことがねらいです。
そもそも島とは、海の底から立ち上がった山であり、その姿は高山のような雄大さがありますが、海抜にすれば1000m以上のしま山は少なく、体力をあまり気にせずに頂を極める満足感が得られ、1年を通じて楽しめる山が多いことが魅力です。
草花や生き物、地域や地質、全方位のパノラマや多美島、史跡など、しま山ならではの特別な宝物にも出会えるかもしれません。
海を渡るとそこは島時間。日常からちょっと離れて、島旅・山旅に出掛けてみましょう。山から島を眺めれば、島の形や人々のくらしの場、島を囲む美しい海や砂浜、遠くの島々まで見渡すことができ、その島をもっと身近に、もっと好きになれるはずです。
このページは「しま山100選」より引用しました
https://www.nijinet.or.jp/Portals/0/pdf/yama100/sheet/046.pdf
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