2020年(令和2年)1月26日(日)
法林寺にて、消防演習が行われました。
これは、文化財保護デーの一環行事として、地域住民の文化財愛護の精神と、防火・防災意識の高揚を図ることを目的としています。
【参加機関】
・法林寺
・吉母上区自治会
・吉見分団
・下関市北消防署
100m毎に消防車両を配備。
ホースをつなぎ、水をくみ上げる放水訓練です。
装備の状態や操作方法などを、点検・確認することも重要となってきます。
火災発生・通報から、消防車が到着するまでにはどうしても時間がかかります。昨年の吉母地区の火災時には、地元消防団の初期活動が非常に頼もしく、自主防災組織の必要性を切実に感じたところです。
最後に、冬場の防火の話として、石油ストーブの取り扱いや、コンセントの取り扱いなど、身近なお話していただき、見学に来られた住民の皆さんは注意深く聞いていました。
毎年1月26日「文化財防火デー」
文化財防火デーの制定は、昭和24年1月26日に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し、壁画が焼損したことに基づいています。
この事件は国民に強い衝撃を与え、火災など災害による文化財保護の危機を深く憂慮する世論が高まり、翌昭和25年に文化財保護の統括的法律として文化財保護法が制定されました。