下関市立吉母小学校は、明治7年(1874)6月、西光寺の一部屋を教室にして「寄藻小学校」として開校しました。
明治20年(1887)4月吉母簡易小学校。
明治25年に「吉母尋常小学校」と改称されています。
昭和55年(1980)現在の校舎が建設されました。
小学校の児童が市指定文化財のハマユウの育成に取り組み、大きく成長させたのち、海岸へ移植する事業を行っていることで知られています。
また、学校敷地からは、弥生時代の人骨が発掘されるなど貴重な遺跡でもあります。
北九州市立合馬小学校交流 60周年
下関市立吉母小学校と、北九州市立合馬小学校は、2019年に姉妹校交流60周年を迎えました。
両校の交流は昭和34年、山間地の合馬小学校が、吉母に海水浴に訪れた際、急な雨に見舞われて、吉母小学校講堂を解放したことから始まりました。
翌年、姉妹校となったことから、交流が積極的に行われるようになりました。
春には合馬への遠足とたけのこ送り、夏には地引網体験をします。
2020.2.9 山口新聞
下関市立吉母小学校校歌
北九州市立合馬小学校校歌